すみやだより
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SUMIYAすみやだより
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2024.02.03
2024年飛騨高山の冬、
この季節は毎日なかなか起きたくない気持ちと戦いながら、うつらうつらとあたたかなBEDの中でWeather Newsをチェックするのが日課となっています。
雪は降る?気温はマイナス?凍っているなら靴はどうしよう?水道の水は大丈夫?
不安の多い季節ではありますが、優しく降る雪を見ているともうそれだけで幸せな気持ちに包まれます。こんな綺麗な風景を見れるなんて・・・なんと幸せなことでしょう。
今年は初めて、森エリアの2軒「落水邸」「the Cask」を冬季休業しない試みを行っています。
標高1,000mの冬を、ぜひ満喫していただければと思い予約を開始したところ、たくさんのお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。
寒い冬の特別な滞在、きっと良い思い出になることと願っております。4軒のすみや、日本の美しい言葉とともに冬の魅力をご紹介いたします。
「冬化粧」とは、雪が降り積もり、まるで化粧をしたかのように辺り一面が真っ白になった、冬らしい風景を表現した言葉です。
雪が降り続く冬の日々、遠くに見える野山も、裸になった草木も、家々の屋根でさえ真っ白に染まった幻想的な風景が目に浮かびます。冬の風景をお化粧をした色白美人に例えた素敵な言葉です。
森エリアの「落水邸」と「the Cask」
建物を囲む木々がまさしく冬化粧された美しさは格別です。リビングの大きな窓から、降る雪を眺めてあたたかな室内でいただくホットワインや暖炉の灯り、ぜひお楽しみください。
森のすみやに向かう<せせらぎ街道>も冬のドライブにも人気の道です。
「雪明かり」とは、積もった雪が反射して、夜も周囲が薄明るく見えることを表した冬の季語です。
しんしんと降り続く雪が辺り一面を真っ白に染め、暗い夜の闇をも薄っすらと明るく見える様子を表しています。
人工的な光にはない、雪ならではの柔らかくて淡い、優しい明かり。そんな情景が浮かぶ、美しい言葉です。
「青花」と「葉隠れ」のある高山市街地は、家々から漏れる灯りが柔らかく雪を照らし、とてもロマンチック。
古い町並みや風情ある江名子川沿いは、寒いね・・・などと話しながら大切な人と寄り添い歩くのに最適です。
冬ならではの地酒の美味しさ、この町を知り尽くしたスタッフとコンシェルジュおすすめのお店でいただくのはいかがでしょうか?
「月冴ゆる」は、寒さの厳しい冬の夜、澄みきって見える月を表現した言葉です。
寒い日は空気が澄んでいて、空に浮かぶ月や星が、普段よりもくっきりと引き締まって見えるもの。
凍てつくような寒さの中、ふと空を見上げたときに、吸い込まれるような美しい月の光に魅了された情景が浮かびます。厳しい寒さを美しい感性で表現した言葉ですね。
月あかりに照らされた町屋の美しさも冬ならでは。
森エリアの冬の空はそれは美しく、まるで星が降るかのよう。
澄んだ空気の中での星浴で身体も整っていく心地がします。ほかにも冬のお楽しみはたくさん。
いかがでしょうか?お伝えしたい魅力が多すぎて上手にご紹介できません。(笑)
冬の<すみや>のご宿泊に関しては、当宿コンシェルジュまでお気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
※めいほうスキー場さんの画像は岐阜県観光課より、季節の言葉はキナリノさんより一部引用しています。