すみやだより
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SUMIYAすみやだより
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2020.12.20
「旅の楽しみ」といえば何を思い浮かべますでしょうか?
宿、史跡、温泉……と数ある中でも、やはりトップなのは〈食事・グルメ〉ではないでしょうか。
ご当地の美味しいもの、食べたことのないもの、旅先で何を食べようかな……?と考えただけで、もう旅は始まっています。
【すみや 青花】では、
美味しいものの多い飛騨高山の<食>をお楽しみいただけるようにと、
泊食分離の宿として開業いたしました。
お泊まりはのんびりと、
そしてお好きな時間に、お好きなレストランで、お好きなものをどうぞ、
というスタイルです。
飛騨牛、フレンチ、イタリアン、蕎麦、食べ歩き……など、様々なジャンルで悩まれるお客様には コンシェルジュサービスでもお答えしていますが、
宿内に設置している<ご近所散歩地図>にもおすすめの店などを
たくさん紹介させていただいています。
どの食も高山でしか体験できない味覚であることは間違いありません。
その中でも、
数ある宿の中から<すみや青花>をお選び下さったお客様に、
<未体験な旅>を提案できたらという思いから飛騨高山の老舗料亭「角正」さんとのお食事付きプランを作らせていただくこととなりました。
そこに身を置くだけで、何か得るもののある歴史ある空間を楽しみ、
究極のスローフードを味わっていただく、
いかがでしょうか。
角正さんは200年の歴史を持つ岐阜県で最も歴史ある料亭です。
もともと高山城の出入り医の住居を天保年間に譲り受けたという屋敷には、
苔むした美しい庭の中に母屋、茶室、離れ座敷が点在し、
飛騨 高山の中でも特別にゆったりとした時間が流れているように感じます。
建築の控えめながらも凝った意匠や、
季節ごとのお部屋のしつらいを眺めながら、その空気感と一緒にお料理をいただくことができるのはとても贅沢な時間です。
<すみや青花>と庭師、大工、など職人さんも同じ方が携わっていて
少し、嬉しかったりもしています。
そしてお料理は丁寧に作られた「精進料理」
少し物足りないイメージのあるお寺の精進料理とは違う独特のもので、
味はもちろんのこと、お腹も満足する内容となっています。
(先日、お連れした男性3名のお客様もとても喜んでいらっしゃいました。)
一品一品、お食事の進み具合を見て、
前後のバランスを考えて提供されるお料理は、まさしく究極のスローフード。
仕込みには丸一年の歳月を要し、素材そのものの味を最高に引き出したお料理はまさしく<未体験な旅>のひとつになるのではないでしょうか?
食事の間に出されるお蕎麦がまた絶品です。
大人だけが許される、すみや青花の夕食付プランをお楽しみいただければと思います。
※一休限定プランとなっております。