すみやだより
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SUMIYAすみやだより
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2021.01.05
飛騨高山もすっかり寒くなりました。
今週も雪の予報がちらほら、そして最低気温は-7℃、-8℃、-6℃・・・・
すみや青花の前を流れる江名子川も、雪化粧です。
こんな寒い冬だからこそ、あえて特別な旅はいかがでしょう?
冬旅のすすめ 3では、
プライベートにお過ごしいただける<すみや青花>でのおこもり旅に
プラスして楽しく街歩きのできる<蔵元はしご酒>をご紹介いたします。
魅力の多い飛騨高山ですが、
実は、冷涼な気候と飛騨山脈からの清水にも恵まれた<酒どころ>でもあります。
そして、なんと。
上一、二、三之町、7軒すべての造り酒屋が古い町並みエリアに集まっていて、
徒歩で<酒蔵めぐり>が可能なのです。
この酒蔵めぐり、
当宿のコンシェルジュサービスへのお客様のお問い合わせも多く、
どのように7軒を回ると効率が良いか?などをお答えしています。
私も昨日は久しぶりに酒蔵を巡り、利き酒を楽しみました。先日放送されたテレビ東京の「ワカコ酒」でも、飛騨の酒蔵巡りが取り上げられていましたね。
まず訪れたのは原田酒造さん、
辛口の<山車>という銘柄が人気の蔵元です。
外はもちろん雪、
お向かいには船坂酒造さんがありどこを切り取っても美しい。
建築美に胸がときめき、効き酒する前からもうほろ酔い気分です。
そして、350円の利き酒用の御猪口を購入、
これで全種類の日本酒と焼酎を試飲することができます。
なんてコストパフォーマンスが良いのでしょう。
さぁいざ、と向かいましたが、
日本酒好きの私でも<酒のあて>がないとそんなには飲めないものですね。
しかしながら、これほどまでに味の違いを感じられるのは利き酒ならではです。
お水で口と猪口をすすぎながら10種類ほど頂きました。
この日はお休みされている蔵元も多く、全てを周ることは出来ませんでしたが、
<蔵元はしご酒>はやはり楽しい。
そして、特別なイベントが今年も開かれると発表されました。
<飛騨高山 7蔵のん兵衛まつり> です。
こんなご時世ですが、気を付けながらの開催が決まったとのこと。
利き酒師の資格を持つ、当宿スタッフもそわそわ。(笑)
御朱印帳ならぬ<御酒印帳>をいただけるのも思い出になりそう。
ぜひ、次の旅の候補にいかがでしょうか?
※非常事態宣言のため、日程は変更となっています。
酒蔵巡りの合間に、老舗蕎麦屋のえびすさんへ。
飛騨高山らしい<あて>と、
天ぷらをお願いしてぬる燗をいただき、最後にざるを1枚。
幸せが、お酒と一緒に体中に染み渡るようです。
美味しい高山の冬の旅、大切な方といかがでしょう。
歩きやすい靴と、温かな服でお出かけくださいませ。
お待ちしております。