すみやだより
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SUMIYAすみやだより
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2020.08.10
ようやく夏らしい気候になりました。
蝉の声、風鈴の音、蚊取り線香の香りが、
幼いころの楽しかった思い出を呼び覚まし、
大人になった今でも夏は何かしらときめく季節です。
このご時世で、
飛騨高山のほとんどのイベントが中止となった2020年の夏ですが、
毎年変わらず楽しめる美しい<夏>をご紹介いたします。
<すみや青花>の前を流れる名子川を挟んだお向かいに
小さなお寺が並んでいます。
ひとつは瑛芳寺、もうひとつは称賛寺、
その寺院に挟まれた参道を抜けると幻想的な蓮池が姿を現します。
蓮という名称は、花の中心の形状が蜂の巣にみえたということから
<はちす>が語源となりつけられたそうです。
呼び名はほかにもあり、
水芙蓉(スイフヨウ、ミズフヨウ)、池見草(イケミグサ)、蓮華(レンゲ)、
なるほど・・・といった感じでしょうか。
ご近所の方しか通らない参道にひっそりとあるこの蓮池に
梅雨の時期には、繊細で優しい葉が並び、
お盆の頃には切なくなるほど美しい濃いピンク色の花が溢れます。
朝市に出かけた帰り道に、ぜひお立ち寄りくださいませ。
「高山別院裏参道の蓮池」(すみや青花より徒歩2分) 岐阜県高山市下一之町152 瑛芳寺と称賛寺の間を抜けると姿を現す蓮池。 梅雨には優しい葉、お盆の頃には美しい花が皆さまをお待ちしております。